納豆巻が食べたい衝動にかられ、納豆巻にはひきわり納豆、ひきわりって日系スーパーで売ってるか、そもそもひきわり納豆と粒納豆ってどう違うんだろうと色々疑問が出てきました。
ひきわりって粒納豆を刻むだけだと思っていたんです。今まで納豆巻にする時も粒納豆を刻んで作っていました。
しかし、調べてみるとただ粒納豆を刻むだけではないとわかりました。
こんなことも海外に住まなければ気づかなかったかもしれないことかもしれません。
今回は海外在住でも、簡単に自宅でできるひきわり納豆の作り方をシェアしたいと思います。
粒納豆の作り方はこちらです。
ひきわり納豆と粒納豆の違い
ひきわり納豆は、粒納豆を刻んだだけだと思っていたのです。
しかし、調べてみると、製法、栄養価、味、食感が違うんです。細かく砕かれてるので納豆菌の付着する表面積が増えるなどの理由で成分に違いが出てきます。
・粒納豆:大豆を水に浸して柔らかくする→煮る→納豆菌で発酵させる
・ひきわり納豆:大豆の皮を取り除き、挽いて豆を煮る→納豆菌で発酵させる
粒納豆に比べて柔らかく、なめらかな食感で消化が良いのがひきわり納豆。小さいお子さんや、胃腸が弱っている時にも食べやすいのですね。
納豆の栄養を改めて見てみましょう。
ビタミン
食物繊維
納豆は言わずと知れた日本のスーパーフード。
免疫力の向上や疲労回復、生活習慣病の予防や便秘の改善、エイジングケアや血栓の予防など超健康食品です。食べないなんてもったいないですよね。
ひきわり納豆作りの使用器具
・インスタントポット
・フードプロセッサー
我が家で使っているのは、Braunのハンドブレンダーセット。子供が小さい頃は離乳食、今でもスムージー、クリーム泡立てなどほぼ毎日使い続けて16年使っても壊れていないことを考えるとコスパ最強です。
・大き目のボウル(大豆を水に浸す用)、煮た後の大豆をかき混ぜる用のボウル
・ザル
・タッパー(私は2つ使用)
・スプーン、納豆菌を入れる容器
ひきわり納豆の作り方
【材料】
・大豆 200g
・納豆 1/4パック
・水(蒸す用) 500㏄
※今回家に残っていた大豆で作ったので、200gになりましたが250gくらいでも同様に作れます。
【作り方】
※本来は豆を挽いてから、水に浸けるのですが、固い豆を挽くのが心配だったので先に水に浸けるやり方にしました。
①大豆を洗ってからたっぷりのお水(分量外)に一晩つけておく。
※お好みで大豆の皮を取り除くと食感がより柔らかくなります。私は面倒なので、皮も一緒にひいてしまいました。
②大豆をフードプロセッサーで好みの大きさに挽く。目安は一粒を6~8等分くらいのサイズ。一気に攪拌すると細かくなりすぎるので様子を見ながら少しづつ。
③インスタントポットに、蒸す用の水をはり、スチーマーバスケットやザルに②の大豆を入れて蒸し豆を作ります。
Steam>High Pressureで20分⇒圧が自然に下がるまで待つ。
④豆を取り出す前に、納豆液を作っておく。
納豆1/4パックを熱湯殺菌済みの容器に入れ、沸騰してから冷ましたお湯を大2~3くらい入れてかき混ぜておく。
※私は納豆の粒も入れましたが、ひきわりの場合液体だけを使用した方が見た目が揃ってきれいです。
⑤蒸した大豆が熱いうちに、④の納豆液を混ぜ全体に行きわたるようよく混ぜる。
⑥タッパーに移し、水滴が納豆にかからないようキッチンペーパーを挟み蓋を軽く載せていよいよ発酵。
>ヨーグルト発酵モードで、24時間
※途中酸素を入れるために、数時間毎に蓋を開ける。
(開けた瞬間、結構臭いです。笑)
冷めたら冷蔵庫に入れて1、2日寝かせるとおいしく食べられます。1日目はまだ臭いがちょっと強かったけど、2日目は臭みもやわらいでとってもおいしい納豆になりました。
冷凍保存できるので、多めに作って冷凍しておくと便利です。
まとめ
手作りの納豆だと、オーガニックの豆にこだわったり、プラスチックのゴミも出ないですし、大豆の煮汁を味噌汁に使ったり無駄もなくいいことづくめです。
海外にいても安くて簡単に作れる納豆。ひきわり、粒と好みに合わせて作って日本のスーパーフードを毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
最近家族が納豆を食べないので、一時期納豆から遠のきましたが、やはり継続して食べることが大事なので、たくさん作って常備しておいて自分だけでも継続して食べようと思います。
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