6月26日(土)~28日(月)までアメリカ西部は40℃を超える猛暑でした。私の住んでいるところは43℃記録しました。オレゴン州では46.1℃超えたとか・・・
日本と違って湿度が低いから、なんとかなるかと思っていたけれど流石に40℃を超える暑さでは日陰でもむわっとした暑さ。エアコンの室外機の前にずっといるようなイメージです。
例年ならシアトルの6月の平均最高気温は、20℃
8月でさえ平均最高気温23℃です。
いかに、異常な暑さかわかりますよね。この酷暑を経験するまでは、じめじめの日本の暑さに慣れている私は、日差しが強いけれど影に入れば涼しいこちらの気候で暑いと思う事がありませんでした。何もしていないのに、汗だくになるという経験もなし。
暑くならないのでエアコンがない家もたくさんあります。必要ないですからね。
我が家もエアコンはありません。
今後、こんな酷暑になることはないと願いたいですが、万が一なった時の為覚書として、対策と反省点をまとめました。
エアコンを買う
当たり前ですが、エアコンがないと命を脅かす危険があります。外で活動できる気温ではないので外出もできないしエアコンが買えるのなら絶対買った方がいいです。
しかし、買いたいと思った時には皆考えることは同じ。もうどこも売り切れです。1か月待ちとかでした。ちゃんとしたエアコンは使うかわからないから躊躇する場合は、ポータブルの簡易版でもないよりは絶対にましです。
扇風機でさえどこも売り切れ。今まで扇風機も使わなかったので不要と思っていましたが、やっぱりもしもの時のためにあったほうがいいです。うちに2台あった扇風機だけでは家中に行き渡らず、かなり苦しみました。スリムタイプなら場所も取らないので、使わない時でも邪魔にならないですね。
飲み物、アイスパック、氷などは常備しておく
あまりにも暑いと、冷蔵庫がフル稼働していても全然冷えている気がしませんでした。
氷などは多めに用意しておいてもどんどんなくなります。
Ice Packも入荷は、猛暑後でした。常に早め、早めに備えておかなければいけませんね。
食品では、西瓜や、アイスクリーム、ライムもお店で品薄でした。夏は、日頃から準備しておくべきですね。
寝る時には、氷枕を使ってなんとか子供を寝かせました。日本に居た時は一度も使った事がなかった昔ながらのゴム製の氷枕ですが、まさかここで役立つとは。使っていないものは断捨離と思っていましたが、これは捨てなくてよかったです。アメリカでもアイスノンは買えるようなので、発熱の時のためにも持っておくと役立つことがあるでしょう。
涼しい服
日本では夏には必要だったリネンの涼しい服。
この地で使う事はないだろうと思ってほとんど断活していましたが、着る事はないだろうけどなんとなく迷いがあって捨てないでおいた無印のリネンの服が本当に活躍しました。
断活は大事だけど、迷いがあるものは全て捨てない方がいいのかもしれないと思いました。日本に居れば話は別ですが、海外生活だと日本人好みの服は見つけるのが難しいですからね。
朝のうちに調理を済ませておく
午後からの気温上昇が急激で、朝はなんとか調理ができるくらいの気温でした。
朝のうちにそうめんを茹でておいて、めんつゆを作り、麦茶を沸かして冷ましておく等々、ありとあらゆるできる調理をしておきました。
冷凍うどんなどあると、レンジで調理できるのでより楽ですね。
冷たい麺には、家庭菜園で育てている、大葉がめちゃめちゃいい仕事してくれました。育てておいてよかった。暑い時にはさっぱりした食事しかできないアラフォー。
午後からは部屋の温度があがるような事は一切しない方がいいです。乾燥機も朝のうちにかけてしまいましょう。
パソコンは使わない
デスクトップのパソコンは特に、熱をもってしまうので使わないようにしました。できれば気温が高い時にはノートパソコンも使わない方がいいですね。
外にでることができないので、家でパソコンを使いたい気持ちは抑えて、ひたすら体力を消耗しないように全力でダラダラしました。暑すぎて本を読むのも集中できませんでした。
モール、映画館など室内でエアコンのある所へ避難
一番気温が高かった月曜日は、さすがにエアコンの効いたところに行かないと居られないと思いショッピングモールへ涼みにいきました。食事など多少出費がありますが、家にいるよりは100倍マシです。エアコンの有難さったら。
映画は今見たい物がなかったり、コロナ禍で、ゲームセンターなどは閉鎖されていたため子供が退屈してしまいましたが、iPadや携帯でなんとか午後の気温ピーク時乗り越えました。
考えることは皆同じで、平日だというのにかなりの賑わいでした。
まとめ
一番大変だったのは、夜も気温があまり下がらなかったので眠れず、疲れているのに昼間の高温が3日も続いたのでかなりの体力消耗になりました。海外旅行で時差ボケなのに、動かないといけない時のような疲労感でした。
まさか、ここまで暑くなることはないだろうと油断していましたが、日本の地震対策のように、常に備えが大事だということを実感する出来事でした。
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