【Audible耳読レポ】ミニマリストしぶさん「手ぶらでいきる」感想

スキルアップ、学び

今日は、日本のミニマリスト界隈では知らない人はいないであろう、しぶさんの本。


読んでみて

ミニマリストに憧れるけど、まだまだミニマムとまではいかない私。そんなちょっぴり後ろめたい気持ちもあり、しぶさんの本は私にはハードルが高そうだと思っていました。

寝具も冷蔵庫も持たないしぶさんの暮らし、確かに、振り切っていると思います。

家族形態や、生活形態によってここまで振り切るのは当然厳しい。

ミニマリストというと、極限まで物を減らして悟りを開いたような生活をイメージしがちですよね。

でも、ミニマリストというのはその人にとってのミニマムであっていいということです。

何も辛い思いをして必要なものさえも持たないで暮らそうというのではなく、自分にとって不要なものを減らして暮らすのがポイント

しぶさんにとっては、冷蔵庫も寝具もない方が都合が良かったというだけ。

ミニマリストの暮らしは、人それぞれ。

ただ物を持たないことのメリットは十分に伝わりました。

そもそも自分が幸せを感じないものを持って、管理や掃除に時間やお金を奪われていることに疑問を持たざるを得ませんよね。

もちろん、自分が幸せを感じるもの、便利さを感じるものは多少値が張ったとしても持つべきだという考えに共感しました。

大事なものにはお金や愛情をかけ不要なものに翻弄されない。これこそがミニマリストの神髄ですね。

この考え方、Takeruさんの本を聴いた時にも感じたのですが、日本ではとても難しい。

海外に住んでみると、日本の居心地の良さに幸せを感じる反面、情報過多、広告過多、雑多な雰囲気に疲れを感じてしまうこともあります。これは、日本に滞在していくうちに慣れるのが常ですが、海外から降り立ったばかりの最初のうちは、結構戸惑います。

日本では、あらゆることにお金を使うよう誘惑がたくさんあって、意識をしていないとどんどんと吸収されてしまう、そんなパワーを感じます。

しぶさんのように流されない軸をもっていないと、流されてしまう。

頭の中や心がどうも落ち着かない、そんな風に感じることがあったら、この本を聴いてみて欲しいと思います。

徹底的に実践するしないは別として、思考として参考になる本でした。

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