【子供の日本語力維持】音読が苦手だった小学生が苦手を克服。朝の1分音読が最強です。

アメリカ生活

海外在住者の課題、お子さんの日本語力ですよね。

日本在住でも音読の宿題が苦手なお子さんって多いですよね。

うちは家の中で日本語を使っているので話す言葉は問題ないと思いますが、日常生活の中では新しい語彙や難しい言い回しを増やす事はちょっと難しいですよね。

我が家でこちらの本を使って行っている、朝1分でできる日本語音読トレーニングが本当に良かったのでおすすめです。

対象年齢は、小学校全学年

正直、1、2年生だと文学作品の独特の言い回しなどは、意味もわからず難しいかもしれません。

しかし、

「国語力向上の最大の秘訣は、早い時期によい日本語に出逢うことです」 (齋藤孝)

うちの息子(小学校中学年)も意味が分からない部分もありますが、意味を私に聞いてきたり一緒に辞書をひいたりします。これを始めてから国語力が自然についているような気がします。

低学年でひとりで読むのが難しい場合は親御さんと一緒に交代で読んだり、親御さんが読むのに続いてお子さんに読ませたり。親子のコミュニケーションにも。

息子は、一緒に読むのは嫌がったのでそのまま本人の自主性に任せています。

この練習で付く力

・集中力

・注意力

・頭の回転が速くなる

・やる気が湧いてくる

・記憶力が高まる

・語彙力が高まる

・テキパキ話せるようになる

・文学の教養が高まる

・太宰治や夏目漱石など文豪たちの語彙が身につく

日本語力だけでなく、現地校へ行く前の一日のスイッチを入れてくれる役割にもなっています。

名作、名文は、リズムや言い回しが大人にも聞いていて心地が良く自分も音読したくなります。(私の音読など誰も喜んでくれませんが、脳トレにはなるかもしれません・・・)

音読苦手克服の実体験

自慢になりませんが、小4の息子は本嫌い。完全に食わず嫌いです。

読み聞かせれば聞いてはいるものの、自分から本を読むということはありませんでした。

日本の小学校での音読の宿題も、適当にさささーと読んで、親に聞こえたら聞こえないかのうちに自分で記録を付ける(要領が良いとも言えます・・・)

ワーママだった私も忙しいので音読にじっくり付き合い切れていなかった部分があります。学校の音読の宿題、長いですよね。(言い訳)

しかし、この1分音読を始めてから、自分から進んで親に聞こえるように音読をします。ゲーム大好きなうちの子は、この制限された1分というのが競争心を掻き立てるのか1分に全力を注ぎます

短時間だから飽きない。内容が適度に難しいから挑戦したくなる。

この音読を始めてから、今まで自分から手に取ったことのない字のみの本を読み始め読書の楽しさに目覚め始めました。(続くといいけど、まずは自分から読書を始めたという第一歩が大きな成長)

この変化は目を見張るほどです。

とても薄い本なので、日本から荷物を送ってもらう予定がある人は一緒に送ってもらってもいいですね。

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